研究室案内

臨床薬剤学系

病院薬剤学Division of Clinical Pharmaceutics and Pharmacy Practice

渡邊 善照 特任教授 薬博

STAFF

  • 薄井 健介 講師 博(臨床薬学)
  • 岡田 浩司 講師 博(薬学)

[研究テーマ]

1)薬物治療の有効性、安全性、経済性評価に関する研究
2)医薬品安定性の科学的解析と新規投与剤形の開発に関する研究
3)薬学生、薬剤師に対する新規教育手法の構築に関する研究
   など

[研究概要]

 当教室は2017年4月より大学病院薬剤部に新しく併設されたことから、臨床の場でのテーマを中心に研究を進めています。基礎科学を取り入れた臨床研究により医療に貢献する課題に取り組んでいます。
 1) 薬物治療の有効性、安全性、経済性評価
 医薬品が適正に使用されるためには、医療現場での有効性、安全性評価も重要となります。データベースを利用した未知の副作用情報の検出や、抗悪性腫瘍治療薬に伴う副作用軽減のための支持療法の評価を行っています。また、調製に伴う抗悪性腫瘍薬廃棄の現状を把握し経済的損失削減のための方法論を検討しています。
 2) 医薬品安定性の科学的解析と新規投与剤形の開発
・輸液製剤と配合医薬品の安定性の科学的解析
 在宅をはじめとした医療現場においては、輸液製剤に他の治療薬を混合して保存することもありますが、その際の医薬品の安定性を確かめることが必要です。具体的には、透析液に対して抗菌薬を混合した際の抗菌薬の濃度をHPLC(液体高速クロマトグラフィー)にて測定し有効性を評価しています。
・がん性疼痛におけるレスキュー薬の剤形検討
 がん性疼痛の管理に用いる薬(レスキュー薬)の剤形を検討中です。内服に限らず、投与できる剤形についても試みる予定です。
 3) 薬学生、薬剤師に対する新規教育手法の構築
 医療系学生の教育に対して積極的に支援するために、新規教育手法の構築を目指しています。具体的には、平成29年度からの薬学部学生実習では他大学看護学部および本大学病院と協同して、薬学生および看護学生に対する医療現場での多職種連携教育(IPE:Inter Professional Education)に取り組んでいます。さらに、高度多様化する薬剤師業務の変化に対応できる薬剤師育成のために、科学的視野に立ち臨床現場で薬物療法をリードできる薬剤師の教育方法を研究しています。

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