医学科Medicine

特色ある教育カリキュラムで地域で活躍する医師を育成

教育目的

医学教育モデルコアカリキュラムを基本に、医学教育分野別評価基準に準拠しながら、地域医療、災害医療教育など立地条件を生かした独特な教育プログラムを提供します。低学年での地域医療体験学習から高学年での滞在型臨床実習に至る地域医療教育では、幅広い医学知識を身に付けるだけでなく、多職種連携による医療や地域・患者に根ざした医療を学び、総合的な診療能力を養っていきます。同時に、高度医療を学ぶことのできる環境も整えています。
災害医療教育に関しては、放射線事故の対応シミュレーションや被ばく医療を含む災害時における医療を学びます。
また、卒業後の研修などでキャリアアップや専門分野の向上を応援します。

医学教育

※1 医学教育のグローバルスタンダードについて
2023年よりすべての国の医学部生に対して、アメリカが決めたグローバルスタンダード教育規定に沿った医学教育を修了した者のみがアメリカで医師として働くことを許可されるようになります。このため我が国でも「世界医学教育連盟(WFME)グローバルスタンダード準拠 医学教育分野別評価基準日本版」が作成されました。現在、日本の医学部全体が教育改革に向けて動き出しています。本学で新設する医学部はこの基準に沿ったカリキュラムで基礎と臨床を両輪としたグローバルな医師の養成を目指します。

アドミッションポリシー

  1. 本学医学部の使命に共感し、将来、東北地方の地域医療・災害医療に従事して、地域住民の健康を支える使命感に燃えた学生を求めています。
  2. 高度で専門的な知識と技能を兼ね備えながら、病める人とその家族の思いに共感できる強い意志と柔らかな心を持った医師を志す学生を求めています。
  3. 高等学校等で理科、数学、英語を十分に習得し、論理的に考える姿勢と着実な学習習慣を身につけている学生を求めています。

カリキュラムツリー

カリキュラムツリー

1年次

「地域」の文化・生活を理解する

1年次には医師となる前に人としての素養である知的好奇心・行動力および倫理観を培うとともに、「地域」の文化・生活を理解することを学びます。また、医療現場や患者に接する第一歩を踏み出します。
必修科目以外にも個人の知的興味に応える選択必修科目を設定。また今後も重要性が増す英語を重視し3年次まで継続して学習します。

前期4月8月 現代社会と人間
倫理学
大学基礎論
心の科学
数学Ⅰ
スポーツ科学
 (体育実技)
情報科学
基礎物理学
基礎化学
基礎生物学
行動心理学
医学概論
外国語Ⅰ
医学英語Ⅰ
[実 技]
情報科学実習
基礎物理学実習
基礎化学実習
基礎生物学実習
早期医療
 体験学習

後期9月3月 数学Ⅱ
医療安全学
医療コミュニケーション学
衛生学
細胞生物学
発生学
医化学
放射線基礎医学
外国語Ⅱ
医学英語Ⅱ
 
[選択必修]
4科目以上選択
(哲学、経済学、法学、科学と歴史、人と文化、文章論、からだと健康 )
[実 技]
医化学実習
放射線基礎
 医学体験学習
チーム医療
 体験学習
衛生学
 体験学習

2年次

基礎を深め、体験学習により現場を知る

1年次から引き続き学ぶ基礎医学で知識を深めます。また、各県の地域医療ネットワーク病院関連施設に滞在し、僻地や被災地医療の体験学習や介護、在宅医療の現場を見学することにより、地域医療の現状と課題を知ることができます。

前期4月8月 地域医療学
解剖学
神経解剖学
組織学
遺伝学
微生物学Ⅰ
微生物学Ⅱ
医学英語Ⅲ
[実 技]
解剖学実習
微生物学実習
組織学実習
僻地・被災地医療体験学習Ⅰ

後期9月3月 介護・在宅医療学
公衆衛生学
生理学
神経生理学
薬理学
免疫学
呼吸器学
 (内科・外科)
腎・泌尿器学
循環器学
 (内科・外科)
消化器学
 (内科・外科)
医学英語Ⅳ
[実 技]
薬理学実習
介護・在宅医療
 体験学習
生理学実習
免疫学実習

3年次

臨床科目により専門性を深める

3年次からは大学附属病院のある福室キャンパスでの学習が始まり、講義形式の臨床科目や高齢者医療、災害医療、放射線被ばく医療を学んでいきます。救急・災害医療の体験学習を通じて、救急医療だけでなく、災害時の慢性疾患や複合疾患に対しての知識も身に付けていきます。また、個々の課題研究により、研究マインドを養います。

前期4月8月 医事法学
病理学
神経学
 (内科・外科)
精神科学
内分泌学・
 代謝学
産科学・
 婦人科学
小児科学
整形外科学
全身管理学
麻酔学
救急医療学
医療薬学概論
医学英語Ⅴ
 
[実 技]
病理学実習
僻地・被災地
 医療体験学習Ⅱ
課題研究

後期9月3月 法医学
医療管理学
臨床免疫・
 アレルギー学
血液学
皮膚科学
眼科学
耳鼻咽喉科学
放射線医学
災害医療学
環境疾病学
乳房外科学
臨床検査学
感染症学
被ばく医療演習
医学英語Ⅵ
[実 技]
救急・災害医療
 体験学習
課題研究

4〜5年次

参加型の臨床実習で地域に触れる

共用試験は4年次前期末に実施され、4年次後期から6年次前期まで参加型臨床実習教育が行われます。附属病院や関連教育病院での「診療科臨床実習」や地域医療ネットワーク病院での滞在型「地域総合診療実習」、サテライトセンターでの滞在型「地域包括医療実習」が行われます。地域に滞在して患者に触れることで、より地域医療への貢献と使命感を持つ医師へと育てます。

4年次前期4月8月 患者安全・
 医療倫理学
臨床薬理学
腫瘍学
高齢者医学
症候学
基礎ー臨床
 統合演習
共用試験
 
[選択必修]
1科目以上選択
(臨床分子遺伝学、移植医療学)
 
[実 技]
基本的診療技能

4年次後期9月3月
5年次
[臨床実習]
診察の基本・診察法・基本的臨床手技・診療科臨床実習
(附属病院29診療科・部+関連教育病院(2病院))

6年次

総合診療力を身に付ける

6年次前期には総合診療の技能を身に付けるための集大成として、症例を総合的に解析する「総合診療学演習」を行います。後期には基礎・臨床科目ごとに6年間の統括として「統括講義」を行い、学士(医学)にふさわしい学力と資質を身に付けたことを確認し、万全の準備で卒業試験、医師国家試験に臨みます。

前期4月8月 総合診療学演習
 (PBL)
[臨床実習]
地域総合診療実習
 (地域医療ネットワーク病院)
地域包括医療実習
 (地域医療教育
 サテライトセンター)

後期9月3月 統括講義
内科学
外科学
総合診療、災害救急
社会医学
卒業試験

シラバス

平成29年度シラバス

医学教育モデルコア・カリキュラム

平成22年度改訂版(文部科学省ホームページ)
平成28年度改訂版(文部科学省ホームページ)

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