本学は、東日本大震災を契機に医師不足や医師の地域偏在が加速した東北地方の地域医療を支えることを使命として、平成28年4月に医学部を開設いたしました。この医学部の教育・研究体制を基礎として、地域医療の課題解決に向けて不断の努力で取り組むことができる医学・生命科学研究者または高度専門職業人の養成を目的とする医学研究科の設置を計画いたしました。
具体的には、①限られた医療資源を活用できる地域完結型医療に貢献する人材、②超高齢社会に対応した高度・先進的医療技術の開発と臨床応用を支える人材、そして③地域の現状に即した質の高い医療提供体制の構築に貢献する人材を養成してまいります。
また、本研究科では、仕事に従事しながら学修を望む方へ学修機会を提供するために、長期履修制度や昼夜開講制度を整備し、社会人学生を積極的に受け入れます。医学・医療の高度で知的な素養を身に付け、地域社会に貢献する強い意志を有する皆様の入学を待っています。