研究室案内

センター・総合科目系

法学

samata_n佐俣 紀仁 講師

[研究概要]

《教室研究》
 本研究室は法学系科目の教育を担当しています。問題に直面した際に、複雑な利害関係を解きほぐし、多様な価値観・考え方を尊重しながら解決策を見つけるためには、法学の思考方法は非常に有益です。医療人材に求められる資質・能力を、法学教育を通じて涵養できればと考えています。
 教育にあたっては、法学の伝統的な教育手法にはこだわらず、初学者にわかりやすく教えるということを重視しています。こうした観点から、模擬裁判やグループ・ワーク等の導入を試行しながら、新たな教育方法の研究開発を進めています。

《個人研究》
 国際社会を規律する法、「国際法」を専攻しています。主たる研究領域は国際法の中でも①国際組織法、②海洋法です。

①国際組織法
 ニュース等で国際連合(UN)、世界保健機関(WHO)、世界銀行や国際通貨基金(IMF)といった言葉を耳にすることがあるかもしれません。これらは全て「国際組織」という、国家を構成員とする団体です。こうした国際組織の活動から被害(人権侵害や環境破壊等)が生じた場合に、被害者に対してどんな救済措置が法的にありうるのかという問題を研究しています。
 またエボラ出血熱やジカ熱といった感染症の世界的流行(いわゆるパンデミック)についても法的な観点から研究を行っています。具体的には、パンデミックに対応するための国際的な制度枠組について、現時点での強み・弱みを分析しています。

②海洋法
 国際社会では、公海や深海底等に所在する遺伝資源の取り扱いを規律するための新たなルール作りが、今まさに進んでいます。この問題は、医薬品や新素材の開発・特許等に直結するものです。国際社会で進むこうした新しいルール作りをめぐる諸問題を中心に、海洋法の研究を進めています。

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