2016年4月1日、医学部の新設に伴い、東北薬科大学は東北医科薬科大学に名称変更を行いました。1979年以来、日本で37年ぶりとなる医学部開設には東日本大震災からの復興という重要な使命を持っています。もとより医師不足による医療過疎、医療崩壊が起きていた東北地方は2011年3月11日の地震により大きな被害を受けました。特に沿岸部では大津波による壊滅的な被害を受け、事態はさらに深刻なものとなりました。
今、東北地方の医療現場で求められているのは地域医療のニーズを理解し、幅広い臨床能力を持つ総合診療医、そして意欲を持って地域医療に貢献する医師です。
本学は被災地における大学の使命として、東北の復興の一翼を担う医療人材の育成を行います。

医療人育成の実績と2つの大学附属病院の存在を活かし、
全人的な医療に取り組むことのできる医師の育成を目指します

基礎から臨床へと連続性のある充実したカリキュラムを組み、地域滞在型の臨床実習により地域医療・災害医療に必要とされる総合的な診療能力を養っていきます。
地域の医療を包括的に支えるために、在宅介護、予防医学、被災地支援、さらにコミュニケーション能力やチーム医療についても学びます。また、救急・災害医療および被爆医療について学び、災害時の医療に貢献できる人材を育てます。

特色あるカリキュラム

医学教育モデルコアカリキュラムを基本に、医学教育分野別評価基準(グローバルスタンダード)に準拠しながら、地域医療、災害医療教育など立地条件を生かした独特な教育プログラムを提供します。
幅広い医学知識を身に着けるだけでなく、他職種連携によるチーム医療や地域に根ざした医療を学び、総合的な診療能力を養っていきます。

※1 医学教育のグローバルスタンダードについて
2023年よりすべての国の医学部生に対して、アメリカが決めたグローバルスタンダード教育規定に沿った医学教育を修了した者のみがアメリカで医師として働くことを許可されるようになります。このため我が国でも「世界医学教育連盟(WFME)グローバルスタンダード準拠 医学教育分野別評価基準日本版」が作成されました。現在、日本の医学部全体が教育改革に向けて動き出しています。本学で新設する医学部はこの基準に沿ったカリキュラムで基礎と臨床を両輪としたグローバルな医師の養成を目指します。

地域医療ネットワークによる包括的な臨床実習と卒後の医師循環システム

地域医療ネットワーク病院や地域医療教育サテライトセンターと連携し、地域滞在型・少人数制の地域医療教育を推進していきます。各県での地域医療中核病院であるネットワーク病院では、実践的なプログラムにより、総合診療力を養成してきます。
サテライトセンターは大学組織の一部として、石巻市と登米市に設置されます。また、関連教育病院として、仙台医療センターと東北労災病院において、先進医療を学ぶことができます。
卒業後のキャリアアップについてもこの地域医療ネットワークを活用していきます。各地域に勤務している間にも、他の病院にて滞在型の研修を受け、高度医療や様々な臨床の経験を積むことができる医師循環システムを構築します。勤務地に他の医師を代わりに派遣し、診療支援をすることで、安心してその間の研修に集中することが可能です。

充実の修学資金制度

卒業後の東北地方への定着を促進し、学生を経済的に支援するための修学資金を設けます。
入学定員100人のうち最大で55人までがこの制度を受けることができる予定です。
東北の医療を支える医師として地域医療にたずさわり活躍してもらうことを目的としています。

【入試区分】平成28年度 医学部 募集定員:100名

※修学資金枠 A方式、B方式、一般枠のいずれも、併願が可能です。希望順位をつけて志願してください。受験に当たり出身地、出身校は問いません。

【6年間の学費】

修学資金枠A方式、B方式、一般枠のいずれも、入学手続時に入学金と施設設備費を納入期限までに納入していただきます。

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