医学部 研究室案内
LABORATORIES, FACULTY OF MEDICINE
LABORATORIES, FACULTY OF MEDICINE
小澤 浩司 教授
❶脊髄における鎮痛薬・麻酔薬の作用機序の研究
❷麻酔中の記憶、意識の研究
❸慢性疼痛のメカニズムの研究
❹心臓血管麻酔の臨床研究
全身麻酔の3要素は鎮静、鎮痛、不動化とされています。しかし、全身麻酔薬によってどのように意識を失うかはいまだ解明されておらず、さらに全身麻酔薬の鎮痛作用についても明らかではありません。これらを解明するために、麻酔薬の作用機序の研究、麻酔中の記憶、意識の研究を行っています。
また、近年の高齢化により慢性疼痛の患者は年々増加しています。特に神経障害性疼痛は難治性、慢性化しやすいにも関わらず、機序が解明されていないばかりでなく、有効な治療法もありません。そのため、動物の疼痛モデルを用いて、これらの機序解明と新規薬剤などの治療法の開発を目指しています。
3年次前期 / 必修 / 1単位
食事、輸液療法、医用機器、人工臓器、リハビリテーションの基本を学ぶ。
予習・復習は、関連する臓器機能や疾患の理解を深めながら行いましょう。
3年次前期 / 必修 / 1単位
周術期管理、麻酔管理を学ぶ。
麻酔や集中治療では今起こっている病態を把握し、早急に全身状態を改善させなければならない状況が起こります。そのためには薬理や生理、生化学など基礎部門の知識が必要となります。また、神経ブロックでは解剖学の知識が必要です。授業を受ける前に今一度、基礎の本を読んで知識の再確認を行ってください。