医学部 研究室案内
Faculty of Medicine
Faculty of Medicine
池田 高治 教授
❶ 皮膚血管炎(IgA血管炎・皮膚動脈炎など)における発症機序の解明
❷ 膠原病の皮膚障害と全身障害の関連の検討
❸ 皮膚アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎・薬疹・蕁麻疹・食物アレルギーなど)における臨床研究
❹ 皮膚エコーを使用した乾癬性関節炎の関節障害の評価と病態マーカーとの関連の検討
❶ 日本皮膚科学会の血管炎・血管障害に関するガイドラインの作成に参画しました。
血管炎・血管障害ガイドライン 日皮会誌 2008; 118: 2095-2187.
血管炎・血管障害診療ガイドライン2016年改訂版 日皮会誌 2017; 127: 299-415.
皮膚血管炎・血管障害診療ガイドライン2023―IgA血管炎,クリオグロブリン血症性血管炎,結節性多発動脈炎,リベド血管症の治療の手引き2023― 日皮会雑誌 2023; 133: 2079-2134.
❷ 日本皮膚科学会のヒドロキシクロロキン適正使用の手引きの作成に参画しました。
ヒドロキシクロロキン適正使用の手引き 日皮会誌 2015; 125: 2049-2060.
❸ 当施設アレルギーセンターの一角を担い、皮膚アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎・薬疹・蕁麻疹・食物アレルギーなど)の臨床研究を横断的に発展させていきます。
❹ 皮膚エコーを使用した乾癬性関節炎やリウマチ性疾患の関節炎の評価と、病態マーカーとの関連を検討しています。
1年次前期 / 必修 / 1単位
皮膚科外来の診療業務の見学や医療現場における患者とのコミュニケーションの見学・体験。
「患者さん」と直接対峙する実臨床の場が体験でき、今後の意欲向上につながります。
3年次 / 選択 / 5単位
皮膚科学教室の特に研究分野に関与しながら、臨床医が進めていく研究に慣れ親しみ、医師になってからのリサーチマインドに対する理解を目標とする。
3年次後期 / 必修 / 5単位
皮膚科が関与するすべての疾患に対する幅広い理解を目標とする。皮膚科学習の面白さと難しさを実感しながら、医師として必要な皮膚疾患の診断法、病態、治療法を学習する。
4年次 / 必修 / 5単位
3年時の「皮膚科学」で教えた知識を活用する・学生同士で共同して勉強する・その結果を教師がフィードバックすること。
4年次後期 / 必修 / BSL臨床実習
皮膚科は目で見、手で触れて診断する学問である。目で見える臓器ともいえる皮膚の病気に接することで、皮膚病への理解を深めることを目標とする。
大学病院(外来見学、病棟での回診、手術見学、研究見学など)や、開業された先生方への訪問を経験し、皮膚科のあらゆる分野に接する。