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臨床系

皮膚科学Division of Dermatology

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川上 民裕 教授

STAFF
  • 川上 民裕 教授
  • 池田 高治 准教授
  • 宮部 千恵 講師
  • 高橋 一夫 医師
[研究テーマ]
皮膚血管炎(IgA血管炎や皮膚動脈炎)における発症機序の解明
皮膚血管炎国際臨床試験ARAMIS(A randomized multicenter study for isolated skin vasculitis)日本代表施設
ヒトiPS細胞由来メラノサイト(特許取得)の臨床への応用
アトピー性皮膚炎患者における臨床研究
Sturge-Weber症候群のGNAQ遺伝子検討から早期診断と治療への応用
穿孔性皮膚症の診断基準と重症度分類の設定
[研究概要]

血管炎は難治な病気ですが、皮膚に初期の異常が出ます。従って、皮膚血管炎の発症機序を研究することは血管炎の早期発見・早期治療に繋がります。新臨床研究法に基づいた上で、アメリカ合衆国を中心とした臨床研究に唯一の日本施設として参加します。メラノサイトは単独での培養が困難で、大量培養もできませんでした。ヒトiPS細胞からより大量で効率よく完成度の高いメラノサイトへの分化誘導に成功しました(特願2017-006673)。このヒトiPS細胞由来メラノサイトを使用して、美容皮膚科、白斑治療・白皮症遺伝子治療・悪性黒色腫治療への応用を進めます。アトピー性皮膚炎の最新治療として生物学的製剤が認可されました。その治療を基盤としての臨床研究から病態を解明します。Sturge-Weber症候群の原因遺伝子GNAQ遺伝子検査から出生前診断にも繋がる早期診断と治療への応用を進めます。厚生労働省研究班員として穿孔性皮膚症の診断基準と重症度分類を設定します。

[主な担当科目]

皮膚科学(3年次後期 必修 5単位)

学習のねらい
皮膚科が関与する全ての疾患に対する幅広い理解を目標とします。皮膚科学習の面白さと難しさを実感しながら、医師として必要な皮膚疾患の診断法、病態、治療法を学習します。
在学生へのメッセージ
実際の臨床実習への橋渡しとして、まず疾患に対する基礎的事項を講義します。皮膚病は、難しい漢字や難解な用語が多いです。そこで授業ではわかりやすくをモットーに丁寧に説明していきます。初日に皮膚科全授業での資料を配布します。さり気なくオリジナルの語呂合わせも混ぜました。当然、医師国家試験で必要な知識も盛り込んでいます。皮膚科的な発想や醍醐味を味わって頂き、授業の終了時には皮膚科が身近になっていることを切に期待しています。

課題研究 (3年次 選択 5単位)

学習のねらい
当教室で行っている研究に参加してリサーチマインドに対する理解を目標とします。
在学生へのメッセージ
血管炎、膠原病、ヒトiPS細胞由来メラノサイト、アトピー性皮膚炎、乾癬などを対象とした研究に参加できます。どのテーマにするかをまず相談しましょう。そして希望者は皮膚科関連学会への参加し発表が可能です。

皮膚科学(4年次後期 必修 BSL臨床実習)

学習のねらい
皮膚科は目でみて触って診断する学問です。目で見える臓器、皮膚の病気に接することで皮膚病への理解を深めることを目標とします。
在学生へのメッセージ
皮膚は今、一番、注目されている臓器です。アトピー性皮膚炎は皮膚の最も外側にある角層が破綻するために起こることがわかってきました。さらに食物アレルギーの発症にも深く関与しています。アトピー性皮膚炎・乾癬・蕁麻疹では新規に開発された生物学的製剤が投与されています。膠原病や血管炎では最初期の症状が皮膚にあらわれます。皮膚癌は増加の一途をたどっています。他に、天疱瘡、類天疱瘡、膠原病、蜂巣炎、帯状疱疹、ベーチェット病、痤瘡(にきび)、白癬(水虫)、脱毛症など、多彩な皮膚疾患の患者さんに接することで将来への基礎を構築しましょう。将来どのような診療科へ進んでも、皮膚は目で見えるため、皮膚疾患に関して患者さんから相談を受けることがよくあります。しっかりと学びましょう。

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