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5月29日（水）仙台国際センターにおいて、東北大学白菊会第42回総会が開催され、学生2名が平成30年度鹿野記念奨学奨励賞を受賞しました。
この賞は、解剖学を初めとする教科等において、優秀な学業成績を収め、将来、医療人として活躍が期待される者が授与される賞です。

受賞したのは、医学部3年の玉川秀一さんと松川洸子さんです。
受賞後に2名がスピーチした内容の一部をご紹介します。

玉川さん
「東北地方の医療は、東日本大震災の影響から十分に立ち直ったとはいまだに言えない状況に置かれています。私が医師を志したのは、住む地域によって命が左右される状況を失くしていきたいとの考えが根底にあります。病める人の為に尽力できる医師になれるよう、今後とも自己研鑽を積んでいくことを誓います。」

松川さん
「これからの医学の発展に寄与せんとする方々の崇高な思いを受け継ぎ、生涯学び続け研鑽を積み、臨床の現場で一人一人に合った適切な治療を通じて患者様の生きる支えとなりたいと思います。今回培った探求心を研究にも生かして、多くの患者様の生きる力となれるよう精進してまいります。」