教養教育センター
LIBERAL ARTS EDUCATION CENTER
LIBERAL ARTS EDUCATION CENTER
教養教育センターは、8教室12名で構成され、全学1・2年生の教養科目を担当しています。医学・薬学の基礎となる数学・物理学、価値観の多様性を学ぶ哲学・法学、国際化する社会と自身を繋ぐための英語学・ドイツ語学、心身の働きを観察して可能性を広げる体育学・心理学――これらの専門分野を通して、学生一人ひとりが自身の適性を模索し、在学期間中、さらには卒業後のヴィジョンを描けるよう、多様な科目を提供しています。
また、初年次教育として、新入生を対象にレポート作成やディスカッション、インタビューやフィールドワークといった、大学での学習に必要な基礎的知識・技能を指導しています。学びの転換を促し学習に対する動機付けを行うことで、新入生がスムーズに大学生活を始められるよう支援しています。
教養教育センター長
家髙 洋 教授
教養教育副センター長
野中 泉 教授
法学 | 加藤 雄大 講師 |
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数学 | 内山 敦 教授 |
英語学 | 野中 泉 教授 菅原 美佳 准教授 |
ドイツ語学 | 木戸 紗織 講師 |
体育学 | 深瀬 友香子 講師 遠藤 壮 助教 |
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哲学 | 家髙 洋 教授 |
心理学 | 森本 幸子 准教授 |
社会学 | 相澤 出 准教授 |
「大学基礎論」では、学生が大学での学習に必要な知識、技能を身につけることを目的として、(1)教員インタビュー、(2)プロジェクト学習、という2つの課題に取り組みます。グループワークを通して、聞き、調べ、考え、議論し、書き、まとめ、伝える、という技能の基礎を育てます。
教員インタビューでは、1)大学を知り、2)今後の大学生活に対する動機付けのために教員にインタビューをします。インタビューの内容は学生がレポートとしてまとめ、教員や他の受講生から評価を受けます。
プロジェクト学習では、与えられた課題に取り組み、その成果を①ポスター、②プレゼンテーション、という2つの方法で発表します。課題に対する答えだけではなく、思考の過程もいかに分かりやすく、かつ論理的に説明できるかが評価されます。
医学部の「大学基礎論」の目的は、(1)学生が東北地方の地域社会を知ること、そしてその過程で(2)学生が大学での学習に必要な知識、技能および態度を身につけることです。これらの目的の下に、学生たちは東北地方にある社会問題を1つ取り上げて、現地調査を行います。
まずグループごとに、訪問する県が直面している問題(人口流出、伝統文化・技術の消失、特定の地域に固有の疾患etc.)について事前に調べ、訪問先で聞きたいこと、調べたいことを絞り込みます。
中間発表を経て、実際に企業、医療機関、役所等を訪問します。これらの結果をプレゼンテーション形式で発表します。最終成果発表に先立って、プレゼンテーションに必要な技能と、効果的な質問・コメントの方法を指導します。
最終成果発表では、医学部・薬学部教員を含む100名を超える聴衆の前で、調査の成果を発表します。フロアから手厳しい質問・コメントが飛び交い、例年成果発表会は大いに盛り上がります。