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【プレスリリース】メタボリックシンドロームに伴う慢性炎症の新たな制御因子を発見

【概要】

 東北医科薬科大学 分子生体膜研究所の井ノ口仁一特任教授と狩野裕考助教らの研究グループは、ミラノ大学、東京大学、大阪大学、岐阜大学との共同研究で、肥満やメタボリックシンドロームに伴う慢性炎症の新たな制御因子(ガングリオシドGM3)を発見し、慢性炎症が原因で発症する様々な疾患に関する次世代の診断と治療の可能性を見出しました。
 この発見は、欧州分子生物学機構の科学雑誌「The EMBO Journal」の5月7日午後7時(日本時間)のオンライン版に掲載されました。
 本研究は、日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B)、挑戦的研究(萌芽)、若手研究(B)、研究活動スタート支援および武田科学振興財団特定研究助成、医用薬物研究奨励富岳基金、水谷糖質科学財団の助成を受けて行われました。

 

【論文名】

 Homeostatic and pathogenic roles of GM3 ganglioside molecular species in TLR4 signaling in obesity.
掲載誌: EMBO J https://www.embopress.org/doi/10.15252/embj.2019101732

 

 【著者名】

Kanoh, H., Nitta, T., Go, S., Inamori, K., Veillon, L., Nihei, W., Fujii, M., Kabayama, K., Shimoyama, A., Fukase, K., Ohto, U., Shimizu, T., Watanabe, T., Shindo, H., Aoki, S., Sato, K., Nagasaki, M., Yatomi, Y., Komura, N., Ando, H., Ishida, H., Kiso, M., Natori, Y., Yoshimura, Y., Cattaneo, A., Letizia, M., Zonca, A., Ciampa, M., Mauri, M., Prinetti, A., Sonnino, S., Suzuki, A. and Inokuchi, J. (2020)

 

 

fig-200501

2 GM3分子種にもとづく次世代の診断・治療法開発への発展性  

血清中のガングリオシドGM3の生理活性が判明したことにより、様々な医薬応用が期待できる。血清GM3の測定による病気の診断や、GM3を応用した免疫抑制・活性化医薬品の開発などが挙げられる。

 

プレスリリース本文

 

【本件に関するお問い合わせ先】

東北医科薬科大学 分子生体膜研究所

機能病態分子学教室 教授 井ノ口 仁一

TEL:022-234-4181(小松島)

E-mail:jin*tohoku-mpu.ac.jp
    *を@に変更願います。

〈機関窓口〉

学校法人東北医科薬科大学 広報室

担当:多田(ただ)、関根(せきね)

TEL:022-727-0357(直通)

FAX:022-727-2383 

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