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令和6年度学部卒業証書・学位記並びに大学院学位記授与式

 令和6年度学部卒業証書・学位記並びに大学院学位記授与式を令和7年3月7日に東京エレクトロンホール宮城で挙行いたしました。
 学部卒業生は医学科91名、薬学科225名、生命薬科学科29名、大学院薬学研究科修了生は9名、論文博士1名あわせて355名の新たな門出を祝いました。

 大野勲学長は、学長告辞の中で「予測困難な時代において、また、そのような時代だからこそ、健康な生活を支える医療や生命科学の必要性と、また人々が寄せる期待は、ますます高まっています。これから医療人としてあるいは研究者として社会に巣立つ皆さんは、こうした事を認識し、覚悟をもって立ち向かっていかねばなりません。そして、どのような状況下であっても、人間の生命と健康に関わる者は、生命の尊厳を深く認識しなければなりません。特に医療に従事するものは、『医療とは病気を癒すのではなく、病人を癒すのである』という、医療の本質を見失うことなく、病める人の心に寄り添い、共感できる心を養って頂きたいと思います。」と述べられました。

 高柳元明理事長は、「本学では、医学・薬学・生命薬学を中心とした人間とその生命に関わる学びを通じて、広く社会に貢献する医療人の育成に努めております。それぞれの分野における卒業までの道のりは、容易なものではなく、また専門性が高く、日進月歩の世界でもあることから、生涯、学び続けていくことが求められます。今後、卒業生の皆さんは、本学の建学の精神である『われら真理の扉をひらかむ』という言葉のもと、常に自己研鑽の意識をもち、これからの地域医療を支えるための貴重な人材として、様々な困難に負けない、“強くもあり、やわらかな心”を持ち、それぞれの分野で社会に貢献していくものと大いに期待しております。」と祝辞を述べられました。
 続いて、ご来賓を代表し、一條宏同窓会会長から激励のご祝辞を賜りました。
 教職員一同、卒業生・修了生の皆様のますますのご活躍を祈念いたします。