NEWS
LATEST NEWS
LATEST NEWS
先日開催された第122回日本内科学会総会のサテライト企画である「医学生・研修医・専攻医の日本内科学会ことはじめ2025大阪」において、医学部6年生の今西那月さんが、その優れた発表内容により「優秀演題賞」を受賞しました。本企画は、将来の内科診療と研究を担う若手の育成を目的として毎年開催され、今年で10回目になります。全国から集まった意欲的な医学生、研修医、専攻医が症例報告や研究成果を発表する場となっており、年々発表演題数が増えています。
今回、今西さんは「脊髄炎が先行した中枢神経原発大細胞型B細胞リンパ腫の一例」という演題で発表を行いました。明解な所見と臨床経過の解説とともに、論理的で筋道の立った考察を展開し、その内容に座長の先生の大きな共感を頂いたことが、今回の受賞に繋がったものと思います。あわせて指導教官の市川聡准教授(血液・リウマチ科)は「指導教官賞」を受賞しました。
血液・リウマチ科からは他にも、6年生の松田貫聖君が「診断時に致死的な血球貪食リンパ組織球症を呈した 古典的ホジキンリンパ腫の一例」(指導:市川聡准教授)、同じく6年生の齋藤逸成君が「免疫抑制療法抵抗性を示し慢性副鼻腔炎を合併した難治性好酸球性多発血管炎性肉芽腫症において、スルファメトキサゾール・トリメトプリムが 奏功した 1 例」(指導:城田祐子准教授)という演題で、それぞれ発表しました。二人とも堂々とした発表で、受賞してもおかしくない素晴らしい内容だったと思います。
今回発表した皆さんが、将来、日本の内科学をリードする人材へと成長することが大いに期待されます。
関連するウエブサイト:日本内科学会
https://www.naika.or.jp/meeting/122-info/kotohajime2025/
https://www.naika.or.jp/meeting/info-kotohajime-pastwinners/