教養教育センター 研究室案内

Center for Liberal Arts

研究室案内

体育学DIVISION OF PHYSICAL EDUCATION

STAFF

深瀬 友香子 講師

業績

遠藤 壮 助教

業績

研究テーマ

❶青年期における聴覚障害者の運動模倣

❷スポーツバイオメカニクス、動作分析、野球

研究概要

深瀬 友香子 講師
1)聴覚障害者における運動模倣
近年の行動研究では、乳幼児期からの聴覚障害者はクロスモダル可塑性により、発達と共に優れた視機能を獲得することを指摘しています。また、前庭機能の低下によって生じるであろう幼少期のバランスの悪さを、視覚系および体性感覚系による代償スキルを年齢とともに発達させることで、青年期には、それらの外乱がない状態では健聴者と同様のバランス能力を示し、姿勢制御がより安定してくると言われています。このような、青年期の聴覚障害者にみられる視覚的優位性が、運動模倣にどのように影響するか、健聴者との比較研究を行っています。
2)大学体育の教育的価値
大学体育は学生の健康支援、延いては学習支援の両面で重要な教育資源であると考えます。体育実技、また身体活動に関する講義が、学生の心身の健康、また、それに結び付く身体活動習慣に与える影響を多角的に検証しています。
3)健康体操・ラート競技における技術分析と実践指導
大きな鉄の輪の中で、様々な技を行うドイツ発祥のスポーツ「ラート(Rhönrad)」について、初心者と熟練者の技術・動作の特徴を明らかにし、指導法の改善につながる知見の蓄積を目指しています。また、健康のための体操、特にボールを用いた体操指導に携わっています。
<主な研究業績>
1.Fukase, Y., Wang, Z., Endo, S., Momma, H., & Nagatomi, R. (2025)
「Imitation of complex whole-body sequence in profoundly hearing-impaired adolescents」 Human Movement Science, 101, 103364.
2.深瀬友香子,遠藤壮,佐々木克之(2022)
「COVID-19蔓延前後における大学体育実技の役割:健康・身体活動状況とテキスト分析をもとに」東北医科薬科大学教養教育関係論集, 35, 1–14.
3.深瀬友香子,小池関也,山田哲,本谷聡 (2012)
「ラート競技における跳躍の踏切動作に関するバイオメカニクス的研究」日本コーチング学会誌, 25(2), 137–148.

遠藤 壮 助教
スポーツバイオメカニクスを専門とし、身体運動を力学的な観点から解明する研究に取り組んでいます。
これまでに光学式3次元動作解析装置、高速度カメラ、フォースプレートなどの計測装置を用いて、ダーツ投げや野球の投打、盗塁の動作分析を行ってきました。現在は、準硬式野球に携わり、科学的知見に基づいた指導の実践に取り組んでいます。

主な担当科目

健康スポーツ

薬学部1年次前期 / 選択必修

スポーツ科学

医学部1年次前期 / 必修

健康科学

薬学部1年次後期 / 選択必修

からだと健康

医学部1年次後期 / 選択必修

地域の医療・福祉・生活Ⅰ

薬学部薬学科1年次前期 / 必修

地域の医療・福祉・生活Ⅲ

薬学部薬学科1年次後期 / 必修

東北を学ぶⅠ

医学部1年次前期 / 必修

東北を学ぶⅢ

医学部1年次後期 / 必修

Message

「健康スポーツ」「スポーツ科学」の授業では自己の健康・体力の維持管理はもちろん、さまざまな運動の実践を通して、自己表現を豊かにし、他者との協調性、コミュニケーション能力を身に付けます。また、身体活動の重要性や適切な運動について理解し、生涯スポーツの基礎づくりとなることを目標とします。
「健康科学」「からだと健康」の授業では、将来医療に携わる者として、予防医学的観点を養うことの重要性を鑑み、活力ある生活設計の基本となる「健康」に対する意識を深め、心身ともに健康的な生活を送るための自己管理能力を身に付けることを目標とします。また同時に、生涯にわたり適切に運動を実施するための正しい知識、およびその実践力を養うことを目的としています。