教養教育センター 研究室案内
Center for Liberal Arts
Center for Liberal Arts
STAFF
加藤 雄大 講師 |
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国家の成員資格、移民・難民・無国籍者の法的地位に関する研究
「国家の成員資格をどのように規律すべきか」という問いを巡り、移民や難民、無国籍者、国民の法的地位の歴史的・規範的な研究を行っています。
《主要研究業績》
加藤雄大「中南米における庇護と難民保護」墓田桂・杉木明子・池田丈佑・小澤藍・編『難民・強制移動研究のフロンティア』(2014年、現代人文社)P.180-186
加藤雄大「ノン・ルフルマン条項の構造と適用手法」『難民研究ジャーナル』第4号(2014年)P.122-130
加藤雄大「『補完的保護』論の補完性」『難民研究ジャーナル』第5号(2015年)P.39-49
加藤雄大「《判例評釈》在留資格を正規化する可能性の法的評価―Hoti v. Croatia(2018年4月26日)欧州人権裁判所判決」『難民研究ジャーナル』第8号(2018年)P.159-166
加藤雄大「難民の国際的地位と人格―戦間期における『住民 incola』論の援用による対抗―」『東北ローレビュー』第7号(2020年)P.189-213
薬学科1年次後期 / 選択必修 / 1単位
薬学科2年次前期 / 選択必修 / 1単位
薬学部薬学科1年次前期 / 必修 / 1単位
薬学部薬学科1年次後期 / 必修 / 0.5単位
与えられたルールや命令に、ただ隷従する状態に陥らないこと――そのためには、それぞれのルールや命令を支える理由を徹底的に深く理解し、吟味する想像力が求められます。
その出発点は必ずしもその社会や集団について、全体の視点から考えることではありません。むしろ全体に埋もれてしまいそうになっている何か、それぞれの人が抱えている抜き差しならない事情に向かって想像力を働かせることから、それは始まります。
私の担当科目では、各受講者にも、家族や友人の誰とも似ていない、それぞれの事情を抱えている一人として考え始めてもらうことを期待しています。そして、それぞれの考えや事情を持つ人たちからなる社会のなかで、その一員として来たるべき社会を構想していくために、次代を担う学生同士の教え合い・学び合いを大切にしています。