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医学部4年生の土肥杏樹さんが、「第20回日本うつ病学会総会」において筆頭発表者としてポスター発表を行いました。

 

第20回日本うつ病学会総会(大会長:鈴木映二教授, 39回日本ストレス学会・学術総会と合同開催)

医学部4年生の土肥杏樹さんが、2023年7月21日~22日に仙台国際センターにて開催された第20回日本うつ病学会総会(大会長:鈴木映二教授, 39回日本ストレス学会・学術総会と合同開催)において、「双極性障害当事者会における妊娠・出産に関するアンケート調査結果」というタイトルで筆頭発表者としてポスター発表を行いました。

発表内容

双極性障害当事者会であるノーチラス会(日本双極性障害団体連合会)の会員を対象としたアンケート調査の内容を解析し、①双極性障害患者において妊娠・出産に関する情報は不足していること、②周産期支援、特にプレコンセプションケア(PCC)の認知度が非常に低いこと、③患者の持つ妊娠・出産に関する情報量と患者から見た精神科医の周産期知識に強い相関があることを明らかにしました。双極性障害患者に対し周産期支援とPCCに関する効果的な情報提供を行う必要性が示唆されています。

この研究発表は、土肥さんが課題研究を通じ、精神科学教室の鈴木映二教授、および大学病院の毛塚大専攻医と磯谷悠子精神保健福祉士の指導のもとでまとめたものです。