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医学部2期生の白衣授与式を挙行しました

医学部2期生は今年で4年生となり、いよいよ臨床実習を開始いたします。臨床実習とは、学生が臨床の場(病院)において、医師として必要な診療技術を修得するために、指導医の下で実際に患者さんと向き合い、診療に関する実技やコミュニケーションを学ぶ非常に重要な実習です。これまで学んできた知識や技能を評価する共用試験(CBT・OSCE)に合格した学生のみが臨床実習に進むことができ、本学では4年次後期から6年次前期まで実施します。

 この臨床実習に先立ち、9月30日(水) 福室キャンパスにおいて、医学部2期生96名の白衣授与式を挙行しました。本年は参列者を最小人数とし、感染対策を徹底した上での式となりました。

 白衣授与式は英語では「ホワイトコートセレモニー」と呼ばれ、医療系学生が臨床実習に赴く前のセレモニーとして1989年に米国で行われ、その後全世界で実施されるようになったそうです。この授与式は医療人として医療の一翼を担うという意識を高め、医療現場で実習する責任を自覚してもらう機会でもあります。

 授与式では、高柳理事長・学長、福田医学部長、近藤統括病院長からの激励の言葉に続いて、2期生96名の代表学生として松川洸子さんに白衣が手渡され、全員が本学のロゴ・大学名が入った白衣に袖を通しました。その後、学生達が自ら考えた宣誓文を、代表学生が宣誓し、「多様性を持つ地域に対応した医療を提供できるよう、幅広い知識と適応力を身につけた医師を目指します」「医療を受ける方とそのご家族の人格を尊重し、かつ医学教育に協力して下さる全ての方々への感謝を忘れずに臨床実習に臨みます」と力強く決意表明しました。

 医学部2期生の皆さんが、臨床の現場でさらに成長してくれることを、教職員一同期待しています。