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東北医科薬科大学・医学部の中村 晃 教授(免疫学教室)と金沢医科大学の松葉慎太郎 助教(免疫学講座)からなる研究グループは,九州大学生体防御医学研究所,東北大学加齢医学研究所,新潟大学との共同研究により,低分子タンパク質・SLPI (serine leukoprotease inhibitor)が,アレルギー反応を引き起こす免疫細胞を恒常的に制御していることを発見しました。気管支喘息や皮膚アレルギー,指定難病で近年増加している好酸球性副鼻腔炎などの慢性アレルギー疾患の新たな治療標的となることが期待されます。
本研究成果は免疫学の2017年11月13日付けで専門誌(Frontiers in Immunology doi: 10.3389/fimmu.2017.01538)のオンライン版で公表されます。
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