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医学部長 小澤浩司 教授が社会保健診療報酬支払基金への功績で厚生労働大臣表彰を受賞しました。この表彰は、社会保険の診療報酬の審査や支払いに関する事業推進に顕著な功績があり、他の模範と認められる社会保険診療報酬支払基金関係者に対して授与されるものです。

日本では誰もが安心して診療を受けられる医療保険制度が整備されており、人々の安心を支える社会基盤となっています。この仕組みは、医療を提供する医療機関とその医療費（診療報酬）を支払う保険者（健康保険組合・共済組合など）との契約で成り立っています。

社会保健診療報酬支払基金は、その両者の間に立って診療報酬の「適正な審査」と「迅速な支払」を行う専門機関です。医療技術の高度化や細分化により年々審査が複雑化、多様化する中で、小澤教授は20年以上にわたり審査員として携わり、医療保険制度の発展に寄与されました。小澤教授は「これからも引き続き適切な医療のために審査を続けて参ります」とコメントを寄せています。