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今年度初めて、宮城県教育委員会の主催するみやぎ県民大学に参画し、「キッズサイエンススクールin東北医科薬科大学」を本学を会場として開催しました。
本イベントは、小学生を対象に、実験のおもしろさや不思議を解明する楽しさを、体験してもらうことを目的に、8月3日(土)、4日(日)の2日間、合計8時間参加のプログラムとして企画しました。
8月3日(土)は、薬学部分子認識学教室の菅原准教授によるバイオテクノロジー実験教室で、午前中は「DNAのマジック!遺伝子を増やしてみよう」と題して、PCR装置を使って遺伝子を増やす実験に取り組みました。遺伝子についてや、PCRについても学び、実験に使うマイクロピペッターの操作方法も学んだ後に、遺伝子増幅実験に取り組みました。
午後は「DNA大冒険!電気泳動でサイズを調べよう」と題して、実験に取り組みました。電気泳動の仕組みを学んだあと、実際に午前中に増やした遺伝子を、それぞれアガロースゲルに流し、電気泳動を行いました。電気泳動のあとは、特殊な光を充てて、実際に遺伝子の大きさがどれくらいなのかを調べました。
8月4日(日)は、薬学部天然物化学教室の八木助教による生薬・天然物実験教室で、「生薬ボタンピから薬効成分を取り出そう」と題して、生薬成分の抽出方法と、精製方法・結晶化方法に取り組みました。
今回の実験は、大学生も実際に実習で取り組む内容で、かなり高度な実験となりました。
まずは生薬成分の抽出方法を学び、実験器具を使いながらボタンピから生薬成分の抽出を行いました。続いて抽出した成分を、カラムを使用して精製を行いました。最後に生薬成分の結晶化を行いました。
2日間にわたり、午前午後と合計8時間ものプログラムに参加した皆さんからは、「小学校にはない器具を使った本格な実験で、科学の楽しさを知りました。」「PCRという身近な話題でとてもおもしろかったです。」「本格的な実験を体験でき、本人はとても楽しんでいました。先生や学生スタッフさんが、とても優しく、しっかりフォローして頂きました。医科薬科大学さん凄い!!と素直に感じました。」など、いただきました。充実した2日間となったようです。ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました!
キッズサイエンススクールin 東北医科薬科大学!! | NEWS|東北医科薬科大学 (tohoku-mpu.ac.jp)