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8月3日(土)、4日(日)に、東北医科薬科大学を会場に仙台リビング新聞社主催のリビングこども大学が開催されました。
8月3日(土)には、天然物化学教室八木助教による、実験「赤・青・黄色 食材から色を取り出そう」を開催しました!
カラフルな野菜や果物から、水や油に溶けやすい「色素」を取り出してみました。
小学生のみなさんが持ってきた野菜は、ピーマン・パプリカ・ナス・ほうれん草・にんじん・など様々でした。
持ってきた野菜をエタノールの入った容器内でつぶしながら色素を抽出し、専用のアルミ板(シリカゲルTLCプレート)の上に抽出した色素をのせました。液体が入ったガラスの容器に色素をのせた板を入れると、ぐんぐんと液体を吸い上げ、色素が分離されました。今回の実験では、油に溶けやすいものほど上の方へ分離し、水に溶けやすいものは下に留まるとのことでした。自分で持ってきた野菜の色素が分離していく様子を観察し、「すごいね!」と笑顔で話していました!
参加した保護者からは、「子どもと予想しながら実験を進められて楽しかったです。家でも実験してみたいと思います!」「初めての実験で、白衣やゴーグルもさせてもらえて喜んでいました。」など嬉しいコメントをたくさんいただきました。
8月4日(日)には、分子認識学教室菅原准教授による、実験「動物の組織からDNAを抽出してみよう」を開催しました。
まずは、生物系の実験ではほぼ必須の実験器具で、少量の液体試薬を正確に測り取ることができる、「マイクロピペッター」の使い方のレクチャーを受けました。
そしていよいよ実験。動物の組織(今回はブタの肝臓)をすりつぶし、数種類の溶液を入れるなどして事前準備を行いました。
ついに最後、DNA抽出のための最後の試薬を学生スタッフに入れてもらい、みんなで一緒に混ぜ合わせると・・・!一斉に「わ~」と歓声があがりました。DNAの抽出完了です。初めて見るDNAの様子を、皆さんそれぞれじっくりと観察しました。
参加した保護者からは、「DNAを自分で取り出せて凄い体験だった。」「子供の科学への興味が湧くような体験でしたので、また是非参加したいです!」とたくさんコメントをいただきました。
2日間合計で、小学生81名・保護者71名合計で152名の皆さんにお越しいただきました。
当日はオープンキャンパスも開催しており、お時間のある方は、オープンキャンパスの体験コーナーもお立ち寄りいただき、さらに実験を満喫してもらいました。お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。