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東北学院中学校の生徒を対象に実験講座を実施しています!

 本学と東北学院中学校が連携し、初めての試みとなる大学の研究室での実験講座がスタートしました。この実験講座は東北学院中学校の3年生30名を対象とし、小松島キャンパス(薬学部)と福室キャンパス(医学部)にある5つの研究室において、7月6日(土)・27日(土)・8月5日(月)の3回にわたり高度な実験を実施します。講座に参加する中学生はグループごと研究室に分かれて毎回実験を行い、次回の講座までに実験データを基に考察を行います。そして、また次の実験を行うというサイクルを3回実施します。約1か月にわたり実験と考察を繰り返し、1つのテーマについて研究を行うというものです。

 

 初回となる7月6日(土)には、各キャンパスにおいて開会式が行われました。小松島 キャンパスでは柴田薬学部長より、「実験で起こる様々な現象に疑問を持ち、疑問を解決しながら目的達成に近づく筋道を経験して欲しい。みなさん、ぜひこの実験講座を楽しんでください。」福室キャンパスでは福田医学部長より、「科学する心で大事なことは、身のまわりのことに何故だろうと疑問を持ち、その現象をよく観察してきちんと記録することです。その疑問を解決するために、実験を行うことになります。今回は短い期間ですが、科学に触れて楽しんで下さい」と挨拶があり、各研究室に分かれて実験を行いました。

 

 実験では、普段なかなか目にしないような実験器具を使用し、研究室の先生方の指導を受けながら作業を進めました。研究室での慣れない作業に緊張しつつ、初めて体験することに真剣なまなざしで取り組んでいました。この実験講座を通じて、参加している中学生がたくさんの興味・関心を抱き、探求型の学びの力を養ってほしいと思います。

 

 次回の実験講座は、7月27日(土)に実施します。