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●ヒスタミン産生細胞を可視化できるモニターマウス樹立に成功しました。
●ヒスタミン産生好中球が敗血症時に増加することを明らかにしました。
●本学医学部と薬学部が連携し共同研究を行った成果です。
東北医科薬科大学医学部の高井 淳(たかい じゅん)助教、森口 尚(もりぐち たかし)教授(医化学教室)、同薬学部の藤村 務(ふじむら つとむ)教授(臨床分析化学教室)らの研究グループは、東北大学医学系研究科との共同研究により、ヒスタミン産生好中球が敗血症時に増加することを明らかにしました。本研究の成果は敗血症の病態理解や新しい治療法の開発に役立つことが期待されます。本研究成果は2019年10月30日付けで国際専門誌 Scientific Reports誌のオンライン版に掲載されます。本研究は、JSPS科研費(16H05147, 18H05041, 18K15068)、JST戦略的創造研究推進事業「慢性炎症による疾患発症機構の構造基盤」の助成を受けて行われました。
Lipopolysaccharide-induced expansion of histidine decarboxylase-expressing Ly6G+ myeloid cells identified by exploiting histidine decarboxylase BAC-GFP transgenic mice
(敗血症時に好中球がヒスタミン産生を担うことを新規モニターマウスにて明らかにした)
掲載誌: Scientific Reports (https://doi.org/10.1038/s41598-019-51716-6)
Jun Takai, Hiroshi Ohtsu, Atsushi Sato, Satoshi Uemura, Tsutomu Fujimura, Masayuki Yamamoto and Takashi Moriguchi1*
*責任著者
(研究に関すること) 東北医科薬科大学 医学部 医化学教室 教授 森口 尚 TEL: 022-290-8850 (福室) E-mail:moriguchi*tohoku-mpu.ac.jp (*を@に置き換えてください) |
(報道に関すること) 学校法人東北医科薬科大学 広報室 担当:多田(ただ)、関根(せきね) TEL:022-727-0357 (直通) FAX:022-727-2383 E-mail:koho*tohoku-mpu.ac.jp (*を@に置き換えてください) |