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薬学部生薬学教室の佐々木教授が開発した「あおもり藍エキス」で加工した「あおもり藍サージカルマスク」が製造開発元の日精株式会社とあおもり藍産業協同組合から本学大学病院に2000枚寄贈されました。
あおもり藍エキスはその強い抗菌作用と抗インフルエンザ作用が明らかになり、佐々木教授と弘前大学等の研究グループにより特許申請され注目されています。本マスクはそのあおもり藍エキスを特殊加工した抗菌不織布を用いただけでなく、米国医療用マスク基準のASTM-F2100-11に適合したことが第3者機関で証明されたたいへん高機能なものです。天然由来成分で抗菌加工したサージカルマスクとして世界初の製品であり、4月にまず業務用として販売されることになりました。
佐々木教授からマスクを提供された近藤丘病院長は「本学で開発された素材を用いたことはたいへん興味深い。現在はマスク不足の中でもあり大変ありがたい」と感謝を伝えました。
あおもり藍エキスを含むスプレー、ウエットシート、石けん、ボディーシャンプーなどの感染予防にもつながる製品が既に発売されており、様々な場所での利用が進むことが期待されます。
ATV青森テレビであおもり藍に関する特別番組(第4回目)が放送されます。
本学での佐々木教授への取材も含まれています。
「未来を拓くあおもり藍のチカラ」vol.4~抗インフル効果+α~
2020年3月28日(土) 15時00分~15時54分