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県民・市民の皆様へ
このたび、宮城県・仙台市での感染急増を受けて「まん延防止等重点措置」が実施されることになりました。
現在、宮城県・仙台市では、さまざまな施設でクラスターが発生し、多くの方が感染し、入院治療を受けておられます。
そのため、宮城県では医療体制が逼迫(ひっぱく)し、入院ベッドの調整が難しくなってきており、通常の医療を受けることができなくなる、いわゆる医療崩壊が起こることもありえる、極めて厳しい状況となってきています。
これまで、県民・市民の皆様におかれましては、感染予防に努められ、宮城県・仙台市の感染予防活動や飲食店の皆様の感染予防への御協力により、一時、感染の発生がゼロとなる時期もありました。
新型コロナウイルスは人と人との接触することから感染が拡がっていきます。また、無症状の方からも感染が拡がっていくため、感染予防が非常に難しい病気です。
感染が急増している今日、常に新型コロナウイルスにかかる可能性があることを意識するとともに、人と人が接触する機会をできるだけ少なくするために、昼夜を問わず、不要不急の外出を自粛していただき、3密を避け、人と会う際には必ずマスクを着用し、こまめな手洗いにつとめるなど、感染予防を今一度、徹底していただきたいと思います。
皆様方お一人、お一人の努力で、必ずや、新型コロナウイルス感染症に打ち勝つことができることを信じています。
頑張ってまいりましょう。
2021年4月3日
賀来 満夫
宮城県感染症対策委員長
東北医科薬科大学医学部特任教授
東北大学 名誉教授
『新型コロナウイルス うつらない・うつさないために』賀来満夫特任教授 掲載:2021年3月26日