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転移性ホルモン感受性前立腺癌におけるMyeloid-derived suppressor cells(MDSCs)の役割について

本学医学部泌尿器科学教室の小羽田悠貴助教(現・広島大学)、海法康裕准教授、佐藤信名誉教授らの研究グループは、広島大学、本学医学部免疫学教室、老年神経内科学教室との共同研究により、骨髄由来抑制細胞(MDSCs)の分画の一つである多形核顆粒性MDSCsが、転移性ホルモン感受性前立腺癌の患者の予後に悪影響を与えること、また癌増殖に関わる遺伝子の発現が亢進していることを発見しました。

本研究の成果により転移性前立腺癌に対する新しい治療薬の開発に役立つことが期待されます。
研究成果は2022915日付で泌尿器科学の専門誌Frontiers in Urology誌)のオンライン版で公表されました。