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医学部教育研究棟が竣工しました

 医学部設置に伴い整備を進めていた医学部教育研究棟が竣工いたしました。
 竣工に合わせ、去る1月25日(木)午前10時から、本学関係者、設計業者・施工業者ら約50名が出席し、定礎式並びに竣工式が挙行されました。
 定礎式では、高柳 元明 理事長・学長、福田 寛 医学部長が、礎石の除幕を行い、参加者一同の拍手の下、医学部教育研究棟の永久堅固と安泰を祈願いたしました。

 

 引き続き行われた竣工式では、高柳理事長・学長から「工事が平穏無事に進み、この日を迎えることができ、設計、工事、その他教育研究棟竣工に携わった皆様に心から感謝したい」と謝辞が送られるとともに「この教育研究棟の竣工によって、本学の医学部の教育・研究活動が益々充実する。今後、地域医療を支えるため東北地区に唯一新設が認められた医学部としてその使命を果たしていきたい」と抱負が述べられました。

 

 今回竣工した医学部教育研究棟は、医学部の拠点となる福室キャンパスのランドマークとなるべく、平成28年4月に着工し、工事を進めてきました。
 地上7階建て、七北田川に面した建物は、自然光を多く取り入れた明るく開放的な空間をベースに、充実した教育研究環境が整備されています。1階から3階を教育エリア、4階から7階を研究・実験エリアとして構成し、教育エリアには、医聖ヒポクラテスがその下で医学の教えを説いたと言われる木の名にちなみ命名された「プラタナスホール」(300人収容)をはじめ、規模・用途に合わせた様々な講義室を完備しています。また研究・実験エリアは、仕切りを極力排除したオープンなスペースを基調とし、分野・教室間の相互交流を容易にした、柔軟性の高い研究環境となっています。最先端の機器を各種配備し、高度で充実した研究施設として共通機器室も整備します。その他、学生の生活面にも十分に配慮し、食堂、売店など、充実した施設を設置予定です。
 医学部教育研究棟は、平成30年3月までに各教室・部署の引っ越し等を完了し、平成30年4月から本格稼働する予定です。