教育研究棟“VERITAS(ウェリタス)”
VERITAS
VERITAS
高度化する社会のニーズに応える最先端の施設・設備。
正門から入ってキャンパスモールの正面に見える建物が、2006年春に完成した教育研究棟「ウェリタス」です。その名称は、ラテン語で「真理」を意味。ランドマークタワーにふさわしいモダンで先進性あふれる内外観、実習や研究の目的と内容によって効率的にゾーニングされたフロアなど、居心地、使い心地ともにこだわった設計が特色となっています。
模擬薬局も設けられた「臨床薬剤学実習センター」は、病院薬剤部、保険薬局の環境や設備をそのまま再現した施設。医薬品情報(DI)室、薬局カウンター、模擬病室、調剤室、無菌室などがあり、臨床の現場で薬剤師が業務を行う環境が整えられています。
「ウェリタス」内にはこの他、学生実習室、各研究室、中央機器センターなどを整備し、基礎薬学と医療薬学とを両輪として、教育・研究のレベルアップを図っています。


新しい医薬品を創り上げるのは、様々な物質科学の集大成です。創薬科学ゾーンを構成する4つの研究室では、すべてこの目的のための研究を分担して実施。分子設計(創薬化学教室)から医薬品の種になる活性な構造を見つけ出すこと、その構造を合成するための効率的合成を行って実際に化合物を得ること(分子薬化学教室、医薬合成化学教室)、その化合物の生理活性試験を行って作用機構を解明すること(臨床分析化学教室)を繰り返して、医薬品として優れた性質をもつ化合物を創り上げて行きます。
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真菌類の生理活性物質の解析と病原性真菌増殖抑制法の開発(微生物学教室)、カビ毒、環境汚染化学物質、シックハウス原因物質などについての研究(環境衛生学教室)、細菌・真菌による感染症や食中毒における病原因子と生体の防御機構の解明(感染生体防御学教室)を主なテーマとして研究を行っています。
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神経精神疾患、神経因性疼痛および気管支喘息といった社会的に問題となっている疾病を研究。動物モデルにより、行動実験や呼吸検査による機能的評価と細胞/タンパク質/遺伝子レベルでの解析を融合しながら、発症機構の解明と治療薬開発への応用を試みています。
幅広く深い教養を身につけ、人間性豊かな薬剤師を育成するための総合的学問分野の研究を行っています。
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ポストゲノム時代の生命科学では、機能不明のタンパク質の機能解析が重要です。そこでこのフロアでは、主に癌や生活習慣病などの疾患における「糖鎖機能の解明」をテーマに研究を行っています。
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このフロアには臨床薬剤学系の研究室が集まっており、薬剤師の実務に貢献するための研究を行うとともに、協同して2階の臨床薬剤学実習センターでの教育・運営にあたっています。
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| B1F | 最新の測定機器が設置され、オペレーターの管理運営のもと、本学で行われている生命科学から創薬科学にわたる最先端の研究を支援しています。 |
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