医学部 研究室案内

Faculty of Medicine

臨床系

救急・災害医療学DIVISION OF EMERGENCY AND DISASTER MEDICINE

遠藤 智之 病院教授(准教授)

STAFF

遠藤 智之 病院教授
(准教授)
佐藤 大 助教
阿部 良伸 助教
板垣 秀弥 助教
松村 隆志 助手

研究テーマ

❶院外心停止レジストリ

❷体外循環を用いた救急蘇生に関するシミュレーション教育とその効果検証

❸医療機関の災害対応マネジメント

研究概要

これまで日本救急医学会主導多施設共同研究の院外心停止レジストリに関わり、東北地域の院外心停止患者のデータ登録を進めてきました。近年は先駆的心肺蘇生法として、体外循環(ECMO)を用いた救急蘇生法の教育と普及、さらにその教育効果の検証を行っています。その他として、偶発性低体温症に対してECMOを用いた心肺蘇生が有効か否かを評価するための多施設共同研究、ICU入室を要する重症COVID-19の国際多施設共同研究レジストリ(ECMOCARD study)に参加しています。
災害医療に関しては、医療機関における災害対応時のコマンドシステムの確立や運用、情報マネジメントなどについて、東北医科薬科大学病院で実運用を行いながら検証に取り組んでいます。また、災害発生後に展開されるさまざまな活動、特にボランティアクラスタによる災害支援活動に対する、情報の提供・共有による間接支援の方法やその有効性について検討しています。

主な担当科目

救急医療学

3年次前期 / 必修 / 1単位

ねらい

病院前から始まる救急医療体制を理解し、救急疾患の臨床推論、身体所見、緊急検査、重症度評価、チーム医療、科学的根拠に基づいた応急処置・診療手順についての知識と思考力を習得する。

Message

救急医療学では、チーム医療、症候からの臨床推論、救急病態の診断、治療、蘇生、臓器提供に至るまで幅広く学習します。教科書・参考書をもとに予習・復習を行いましょう。

災害医療学

3年次後期 / 必修 / 1単位

ねらい

災害医療(情報伝達、トリアージ、災害医療支援チーム、域外搬送、CBRNE 災害、災害時疾病、被災者ケア、医療機関の役割分担と連携等)について、東日本大震災とその後の災害の教訓を踏まえた上でその概要を理解し、医師の役割を認識する。

Message

災害医療学では、教科書・参考書だけでは網羅できない内容を取り扱います。講義と同等にグループディスカッション・発表を重視しますので、積極的に授業に参加してください。

救急・災害医療体験学習

3年次後期 / 必修 / 1単位

ねらい

災害時の医師の役割として内因・外因を問わず、傷病者のバイタルサインから重症度をトリアージし、多職種間の効果的コミュニケーションによって傷病者に適切なケアを施す総合診療の能力が必要である。
本体験学習では、救命救急の初期診療のシミュレーション、災害訓練への参加、宮城県内の災害拠点病院における救急診療部門の見学を通して、救命救急・災害医療に必要な知識やスキルがどのようなものか体験する。

Message

救急初期診療のシミュレーション、救急部門の見学、災害訓練を体験してもらいます。レポート・発表を重視しますので、積極的に参加してください。

環境疾病学

3年次後期 / 必修 / 1単位

ねらい

中毒と環境要因によって生じる疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。

Message

学習目標4~12は、救急医療との関連が深い内容です。教科書・参考書をもとに予習・復習をしましょう。講義は配布資料に適宜書き込みをしながら受講してください。

基本的診療技能

4年次前期 / 必修 / 2単位

ねらい

OSCEの「救急」ステーションに備え、一次救命処置を中心に実習を行う。マネキンとデモ機を用いて、ガイドラインに沿った成人・小児の心肺蘇生法、AEDの使用法、バッグバルブマスクの使用法、窒息の解除法を学ぶ。