医学部 研究室案内
Faculty of Medicine
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ヒト腫瘍ウイルスの分子疫学、ウイルス遺伝子発現調節、がんウイルスタンパク質の動作原理
私たちは、ヒトに感染する腫瘍ウイルス、特にEBウイルス、ヒトT細胞白血病ウイルスについて研究しています。分子生物学的手法を用いて、EBウイルスの潜伏感染・溶解感染遺伝子の発現調節の仕組みや、アジアの異なる地域に分布するEBウイルス株の塩基配列の違いを調べています。さらにがんウイルスタンパク質の構造と細胞がん化における機能との関連を調べています。
2年次前期 / 必修 / 1単位
ヒト疾患の原因となる細菌、真菌および寄生虫について、その基本的性状や病原性、疾患の病態を理解する。
微生物学は、臨床医にとって極めて重要な感染症学の基盤となる学問です。「微生物学Ⅰ」では、主に細菌学を扱います。各論では臨床への橋渡しとして、疾患との関わりを重視して講義を進めます。
講義の各テーマを終了するごとに、小テストとその解説を行います。シラバスを参考に、教科書の該当範囲について予習・復習を励行してください。
2年次前期 / 必修 / 1単位
ヒト疾患の原因となる各種ウイルスの基本的性状、病原性、疾患の病態を理解する。
微生物学は、臨床医にとって極めて重要な感染症学の基盤となる学問です。「微生物学Ⅱ」では主にウイルス学を扱います。各論では臨床への橋渡しとして、疾患との関わりを重視して講義を進めます。
講義の各テーマを終了するごとに、小テストとその解説を行います。シラバスを参考に、教科書の該当範囲について予習・復習を励行してください。
2年次前期 / 必修 / 1単位
病原微生物の性質、特にその危険性を理解し、それらの取り扱い方を学ぶとともに、代表的な細菌学的・ウイルス学的検査法の手技に習熟する。
感染症の治療や制御には、まず病原微生物の性質を正しく理解することが必要です。前半の細菌学実習では、手洗い・消毒による感染症防御、細菌の鑑別・同定および薬剤感受性試験の方法について学びます。後半のウイルス学実習では、ウイルス力価や抗体価の測定、迅速診断キットによるウイルス検出を行います。
他の実習にはない特徴として、実際に病原微生物を扱うことが挙げられます。感染防止のために、実習書をあらかじめ熟読し、内容・手順を十分に理解してから臨んでください。