医学部 研究室案内
Faculty of Medicine
Faculty of Medicine
太田 伸男 教授
STAFF
太田 伸男 教授 | |
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東海林 史 教授 | |
鈴木 貴博 准教授 (病院教授) | |
佐藤 輝幸 講師 (病院准教授) | |
野口 直哉 講師 | |
山﨑 宗治 助教 | |
舘田 豊 助教 | |
中角 美穂 助手 |
❶鼻アレルギーの睡眠障害におけるメディエーターの解析
❷慢性副鼻腔炎におけるペリオスチンとペンドリンの役割についての研究
❸慢性副鼻腔炎の簡易診断方法の確立
❹IgG4関連硬化性疾患の線維化の分子機構についての研究および全身合併症の早期診断
❺ 肉芽腫性多発血管炎の疾患活動性指標としてバイオマーカーの測定および早期診断と治療
❻木村氏病における末梢血ECPの変動測定および早期診断と治療
❼ガマ腫を含む頭頸部嚢胞疾患に対する硬化療法
❽鼻アレルギーの重症度に応じた薬物、手術治療および免疫療法
❾顔面神経麻痺の薬物治療と理学療法
❿低侵襲な唾石症に対する唾液腺内視鏡手術法の確立
⓫低侵襲な唾液腺腫瘍手術法の確立
耳鼻咽喉科は、頸より上の内科的診療から外科的手術まで幅広い領域を取り扱います。聴覚、嗅覚、味覚、触覚、平衡感覚などの感覚や感覚器を取り扱うことも特徴の一つです。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの鼻科領域では、薬物治療以外にも免疫療法や内視鏡手術による侵襲の少ない手術を行っています。中耳炎などの耳科領域ではアレルギーや免疫が関与する特殊な中耳炎の診断と治療や、真珠腫性中耳炎などの手術にも対応しています。
頭頸部外科領域では、口腔および咽喉頭の手術を積極的に行っています。また悪性腫瘍に対しては根治手術や放射線治療と化学療法、さらに分子標的薬を組み合わせた集学的治療に、放射線治療科や腫瘍内科と協力して取り組み、治療成績の向上を目指しています。
神経耳科学分野では、めまいの診断と治療、補聴器の調整、顔面神経麻痺の診断と治療、さらにリハビリテーションと全国に先駆けて取り組んでいます。
日進月歩の医学において、耳鼻咽喉科領域も新しい疾患の概念や高度先進的な治療法が開発されており、当科ではより低侵襲で安全かつ有効な治療方法の開発とその情報発信を行っていきたいと思っています。
3年次後期 / 必修 / 1単位
耳鼻・咽喉・口腔の構造と機能を理解し、耳鼻・咽喉・口腔系疾患の症候、病態、診断と治療を理解する。
耳鼻咽喉科は脳神経の集中する重要な感覚器であるだけでなく、呼吸器や消化器の入口であり、皮膚疾患や血液疾患・免疫疾患の関連症状が初発することも多い重要な器官です。
耳鼻咽喉科に関する知識は、プライマリーケアや総合診療・救急医療・災害医療にも必要不可欠な知識となります。また、内視鏡や顕微鏡などの診察機器の向上により精密な診察が可能となり、手術手技も日々進化しています。構造や機能などの基礎をしっかり学ぶとともに、新しい手術や研究のエッセンスも感じてくれることを期待しています。
2年次前期 / 必修 / 0.5単位
2年次後期 / 必修 / 1単位
3年次前期 / 必修 / 0.5単位
3年次後期 / 必修 / 1単位
4年次前期 / 必修 / 3単位
4年次前期 / 必修 / 2単位