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医学部医学科6年生の山下きみかさんが筆頭著者で執筆した症例報告がInternal Medicine誌に掲載されました。

 

医学部医学科6年生の山下きみかさんが筆頭著者で執筆した英文による症例報告が、日本内科学会の公式英文雑誌であるInternal Medicine誌に掲載されました。この症例は70代女性で歩行困難と意識障害で発症した中枢神経原発性血管炎(PACNS)です。脳生検によって好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)の病理所見が得られ、非常にまれなEGPAによるPACNSと診断されました。過去に同様の症例の報告はほとんどなく、本疾患における脳生検術の有用性が明らかになった症例です。山下さんは臨床実習において当患者を担当し、治療方針を決める議論にも加わっていました。初稿は山下さんがすべて執筆しています。また、論文執筆にあたり、病理学教室の村上一宏先生にご指導いただきました。

 

論文情報

【ウェブサイト】https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/advpub/0/advpub_2793-23/_article
【論文PDF】https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/advpub/0/advpub_2793-23/_pdf/-char/en