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分子生体膜研究所の徐 興さんと孫 鈺涵さんが第8回箱守賞優秀論文賞を受賞
「箱守賞優秀論文賞」受賞
薬学部細胞制御学教室(分子生体膜研究所)の薬科学専攻 博士課程後期課程を今春修了した徐 興さん（現 江蘇医薬職業学院）と孫 鈺涵（現 上海市児童病院）が第8回 箱守賞優秀論文賞(計4名)を受賞し、2024年10月05日-06日に東北大学 新青葉山キャンパス 青葉山コモンズで開催された第18回東北糖鎖研究会で受賞講演を行いました。
箱守賞優秀論文賞は東北6県および新潟、群馬と茨城県で糖鎖科学の研究に従事し、申請時点で大学院生もしくは博士研究員である者を対象とした賞で、糖鎖生命科学研究分野における世界的なご功績をあげられた箱守仙一郎先生のお名前を冠した賞です。
1. 徐 興, 受賞講演演題名「神経炎症の調節におけるコアのフコシル化の重要性」
(対象論文：Exogenous l-fucose attenuates neuroinflammation induced by lipopolysaccharide. J Biol Chem. 2024; 300(1):105513. doi: 10.1016/j.jbc.2023.105513)
2. 孫 鈺涵, 受賞講演演題名「FAKによるN-グリカンのシアリル化の制御メカニズム」
(対象論文：Focal-adhesion kinase regulates the sialylation of N-glycans via the PI4KIIα-PI4P pathway. J Biol Chem. 2023; 299(8):105051. doi: 10.1016/j.jbc.2023.105051)
