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7月20日(日曜日)に、東北大学川内北キャンパス講義棟で開催された学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2025へ、出展しました。
『サイエンス・デイ』は、「科学のプロセスを子どもから大人まで五感で感じられる日」をコンセプトに、毎年7月に開催されることが恒例となっている体験型・対話型の科学イベントで、本学からは2022年より出展を行っています。
今年は、大学・研究機関や企業など152団体の出展があり、1万人を超える来場がありました。
◆【生活の中のアミノ酸・ペプチドを見つけてみよう!】
実験動物センター 安保 明博 教授による「生活の中のアミノ酸・ペプチドを見つけてみよう!」では、料理の味をおいしくする調味料や、甘みを出す甘味料に含まれているアミノ酸やペプチドを、特別な薬品を使って調べてみました。アンケートに回答いただいた参加者からは「早く家に帰って、お薬や食べ物に入っているか調べたい!」「アミノ酸、ペプチドが何か子供にもわかりやすかった!」と嬉しいコメントをたくさんいただきました。
◆【サイエンスマップ光編 波長域509 nm 緑色蛍光タンパク質(Green fluorescent protein, GFP)】
病態生理学教室 高橋知子 教授は「サイエンスマップ光編 波長域509 nm 緑色蛍光タンパク質」を展示しました。本企画は、“光”を切り口に地域の科学・技術を紹介するマップ『学都「仙台・宮城」サイエンスマップ~光編~』(紙版)を2014年度から毎年作成して来場者に配布しており、その実物展示版として“光”の部屋をつくり、電磁波の波長順にミニ展示ブースを並べたものとなります。本学からは、生命科学の研究分野で利用されている、緑色蛍光タンパク質(Green Fluorescent Protein, GFP)を紹介しました。GFPは、遺伝子組換え技術を用いることで、光学顕微鏡では見ることができない小胞体やゴルジ体などの細胞内小器官(オルガネラ)の形態や存在位置、動きをリアルタイムで観察したり、緑色に光る遺伝子改変動物を作製したりすることができ、その様子を展示で紹介しました。
本学の出展へご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました!