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宮城県教育委員会の主催するみやぎ県民大学に参画し、『キッズサイエンススクール at 東北医科薬科大学』を本学を会場として開催しました。
本イベントは、小学3年生~6年生を対象に、実験のおもしろさや不思議を解明する楽しさを体験してもらうことを目的として8月2日(土)、3日(日)の2日間、合計9.5時間のプログラムを実施しました。
8月2日(土)は、薬学部天然物化学教室の八木助教による生薬・天然物実験教室でした。「生薬ボタンピから薬効成分を取り出そう」と題して、実験器具を使用しながら生薬成分の抽出・精製・結晶化に挑戦しました。大学生も実際に行う高度な実験にみなさん真剣に取り組んでいました。
8月3日(日)は、薬学部分子認識学教室の菅原准教授によるバイオテクノロジー実験教室でした。午前中は「DNAを取り出して増やしてみよう!」と題して、PCR装置を使って遺伝子を増やす実験に取り組みました。遺伝子についてや、PCRについても学び、実験に使うマイクロピペッターの操作方法も学んだ後に、遺伝子増幅実験に取り組みました。
午後は「DNAの大冒険!電気泳動でサイズを調べよう」と題して実験に取り組みました。電気泳動の仕組みを学んだあと、実際に午前中に増やした遺伝子で電気泳動を行い、それぞれのサイズを確認しました。
2日間にわたり合計9.5時間ものプログラムに参加した皆さんからは「長時間のプログラムだったが子供が集中して取り組んでいて驚いた」「とても興味を持ったようで将来を考える上で参考になった」「先生も学生も優しくて楽しかった!」と充実した2日間となったようです。ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました!