医学部 研究室案内
Faculty of Medicine
Faculty of Medicine
生活習慣病・産科婦人科疾患の疫学研究や臨床研究、歯学・薬学研究
高血圧や血圧変動に関する疫学研究や臨床研究を行っています(大迫研究、HOMED-BP研究、J-HOME研究等)。
また母児の健康に関して、児が出生する前から参加を依頼し、その後長期にわたり研究参加をお願いする「出生コホート研究」も実施・参画しています(BOSHI研究、エコチル調査、三世代コホート調査)。
いずれの研究についても、変動性や長期経過に着目して分析を行っています。また、それぞれの調査における歯学・薬学領域についても、深く掘り下げて研究を実施しています。
1年次後期 / 必修 / 1単位
(1)健康を維持増進するために必要な環境と、環境変化がもたらす健康影響について理解する。 (2)大気汚染系疾病、重金属や化学物質暴露による健康被害と、その診断と治療、予防について基礎知識を習得する。 (3)大気汚染対策、水質汚染対策、化学物質の環境リスク評価、廃棄物対策について学習する。
「衛生学」は1年次後半より開始します。近年多発する自然災害の影響もあり、我々の生活に直結する重要な科目です。
2年次後期 / 必修 / 1単位
公衆衛生や産業保健の現場を訪れ、行政や産業医の役割を理解し、環境・労働衛生の対策と臨床医学との関連を学ぶ。統計演習を通じて疫学研究の基礎を習得し、エビデンスに基づく医療の実践に必要なデータ解析のスキルを身につける。対人業務の実践的理解に向けた基盤を築き、将来的な臨床や公衆衛生の実践に活かせる総合的な視点を養う。
1年~2年で学んだ「衛生学」「公衆衛生学」「疫学・医学統計学」を受けて総合的に学習します。項目(半日の実習)毎に、実習時間以外に 1 時間程度のレポート作成時間を見込んでシラバスを作成しています。体験学習の記憶がフレッシュなうちにレポートを作成し、提出をしてださい。また、疫学演習や統計演習については最終日にアウトプットまで行えているかを試験します。
2年次後期 / 必修 / 1単位
医学・薬学では、臨床・基礎研究から発信されるエビデンスに疫学・医療統計学が関わってくる。臨床・基礎データを読み解き、自らエビデンスを創出するためには、最適な研究デザインと統計手法の選択が必要となる。本講座では、各種統計パラメータの読解能力を身につけ、実践的な疫学・医療統計学の習得を目指す。
これまでの統計学に関する授業の資料や参考書を中心に事前学習し、理解が難しかった点を挙げておきましょう。テキストおよび配布された資料を中心に復習し、内容の理解と、様々な医療データを分析するために必要な統計解析手法を適切に選択できるようにしておきましょう。
2年次後期 / 必修 / 1単位
(1)社会的視点から患者を把握するために、社会と健康・疾病との関係を理解する。 (2)生活習慣に関連した疾病を統計学的に把握するために、保健統計を理解する。 (3)疾病予防と健康増進に関する基礎知識を習得する。 (4)疫学の手法を理解する。
医療制度は年々変わるところもありますが、根本の考え方には連続性があります。従って丸暗記ばかりではなく、まずは教科書・参考書を中心に根本の考え方を習得し、卒業までに最新の情報でブラッシュアップすることが望ましいでしょう。
1年次前期 / 必修 / 1単位
1年次後期 / 必修 / 1単位
3年次後期 / 必修 / 1単位
4年次前期 / 選択必修 / 1単位