薬学部 研究室案内
Faculty of Pharmaceutical Sciences
Faculty of Pharmaceutical Sciences
公衆衛生、地域医療、医療機関における情報共有、薬薬連携、レセプトデータ等に関する研究
・診療データに基づく研究
東北医科薬科大学病院と協力することで、診療データ等のビッグデータを用いたデータ解析が可能となっております。今までに、このビッグデータを用いて小児領域、周産期領域に関するエビデンスを創出してきました。我々の研究室では、未だにエビデンスが不足している領域の研究を行っています。
・医療機関における情報共有に関する研究
厚生労働省によれば、地域包括ケアシステムは「住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けることができるように地域内で助け合う体制」と定義されています。そのため、上述した施設間での情報共有体制の強化方法の開発を目指しています。
・保険薬局における患者の副作用回避に関する研究
処方元に対して患者の副作用情報を提供している保険薬局のほぼ全てが、処方元からの患者の副作用モニタリングのための情報が不十分であると感じていたと報告されています(Pharmacy, 2022 10(1), 25.)。そのため、処方元から保険薬局への情報提供を妨げている要因解析を行っています。
4年次前期 / 必修 / 1単位
医薬品情報を臨床の場で活用できるようになるために、医薬品情報に関する基礎を体系的に学び、基本的な情報の検索・収集、評価、加工、提供および管理を修得する。
医薬品情報は医薬品の適正使用に無くてはならないものです。よりよい薬物療法のために、どのような医薬品情報が必要なのか、またそれをどのように使い、活かしていくべきなのかを学んでいきましょう。
4年次前・後期 / 必修 / 2単位
卒業後の医療への参画に向けた薬局実務実習・病院実務実習に先立ち、大学内で調剤や服薬指導などの薬剤師業務をシミュレーションし、基本的知識・技能・態度を修得する。
「私は薬剤師になる」ということを実感できる実習です。臨床の場での実務実習に自信をもって臨めるように、一人ひとりが高い意識をもって取り組みましょう。当教室を含む5教室1センターの教員と、病院・薬局から迎える非常勤講師陣で、臨場感のある実習になるよう支援します。