OB & OG
INTERVIEW 1
Ichijou Hiroshi
昭和51年 薬学科 卒業
一條 宏 さん Ichijou Hiroshi
株式会社医療経営研究所
代表取締役社長
厚生科学審議会
医薬品医療機器制度部会 委員
広い同窓生ネットワークを、
日々の取り組みに活用。
Q1
貴社の概要について
教えてください。
従業員の7割近くが、
東北医科薬科大学の
卒業生。
弊社の主要事業は、調剤薬局の運営、医療機関などに対するコンサルティング業務です。全従業員約550名の内、7割近くを東北医科薬科大学の卒業生が占めており、主に薬剤師として患者さんに寄り添っています。
Q2 本学の卒業生には、どのような印象をお持ちでしょうか?
専門性・自主性が高く、優秀な人材が豊富。
調剤薬局の善し悪しは、そこで働く薬剤師の質によって決まりますが、東北医科薬科大学の卒業生は就職してからも勉強熱心で、自主的に動ける人が多く、非常に助かっています。
Q3 本学の強みはどこに感じられますか?
何かあれば助けてくれる、
安心の同窓生ネットワーク。
何と言っても広い同窓生ネットワークがあることでしょう。卒業生が活躍しているフィールドは、薬局や製薬会社をはじめとする医薬品業界に留まりません。教育・研究機関や一般企業、行政組織まで、幅広い領域にわたっており、皆さんが社会人として働く上で経験豊かなOB・OGが力強くサポートしてくれるはずです。実際に私も、これまでたくさんの先輩方に助けていただきながら業務に励んでまいりました。
Q4 その同窓生ネットワークをどのように活用されていますか?
さまざまな組織の要職にある、同窓生と連携を図る。
私は企業の経営者として、また厚生労働省の医薬品医療機器制度部会の委員として活動しています。その中で、調剤薬局の経営幹部や中央省庁の職員など、さまざまな立場にある同窓生と連携し、アドバイスを受けたり、意見交換したりすることで、広いネットワークを活かしています。
Q5
その他に、本学の特徴などを
感じられることはありますか?
伝統に縛られずに
変化できる、柔軟性も魅力。
約80年の長い歴史を経て培われた柔軟性。これも魅力の一つです。これからは大学も時代にあわせて変化しなければなりません。その上で東北医科薬科大学は医学部の開設でも明らかなように、伝統に縛られず、新しいものを取り入れられる柔軟性を持っています。これは今後も社会に必要とされる人材を輩出し続けるために欠かせない条件です。
Q6
東北医科薬科大学への
入学を考えている高校生に
一言お願いします。
常にチャレンジングな
姿勢を心掛けて。
私はタフでオープンな心を大切に、日々の仕事に臨んでいます。この姿勢は大学時代の鍛練が実を結んだものです。皆さんも物事に一生懸命挑戦すれば、花を咲かせることができるはず。そのための環境が、この大学には用意されています。